編集後記​​​

2022年5月

 

新年度を迎え、1ヶ月が経過しました。読者の方もいろいろな立場でのさまざまなことに取り組まれているかと思いますが、少しずつ落ち着いてきたのではないでしょうか。私事ですが、4月から新しい環境となり、手探り状態、自転車操業で目の前の授業や課題に取り組んでいます。先日、学生の授業のふりかえりのコメントの中に「協力して集中してできました。久しぶりにグループワークをした気がします」というものがありました。オンライン、対面でも制限された環境下で大学生活の半分を過ごしている学生に、どんな場が提供できるのか、改めて問い続ける毎日です。このような声を届けるのも「トガル」の役割なのかなと考えています。               (KU)

2022年4月

 

『トガル』22年4月号をお届けします。1周年を超え、「スナックマキコ」「参考文献番外編」のような連載企画もますます充実してきました。もっとも学会らしくない学会としてALCEを立ち上げて、はや9年。その影の理念?「もっとも学会らしくない」を体現する媒体として『トガル』は企画されました。そもそも「学会らしい」とはどういうことかも問い直す必要があると思いますが、いろいろなアプローチで、いろいろな連携を試みていくことが、私たち一人ひとりが「市民」として自由を守っていくための交渉なんだろうと昨今の社会情勢をみながら思う今日この頃です。自由への交渉、そのための対話の場の創造が、一つの言語文化教育の目的だとしたら、その目的のために私たちには何ができるのか。その一つの言説的実験の場として『トガル』がさらに発展していくことを心より願っています。私ごとですが、今号で編集委員を卒業します。これからは一読者として、『トガル』に関わっていきたいと思います。これからも『トガル』をよろしくお願いします! ―JM

 

2022年3月

早いもので気づけば年度末,「トガル」にとっては2度目となります。

新型コロナウイルス感染症の影響も続くなか,ロシアによるウクライナ侵攻が行われ,世界中が様々な形で不安や危険にさらされています。こんな時,安心・安全な世界のために言語文化教育はどのような役割を果たすことができるのでしょうか。皆様の想いやお考えをぜひ「トガル」にお寄せください。「トガル」は,原稿を送ってくださる方々,読みに来てくださる方々,様々な形で応援してくださる皆様に支えられ,次号3年度目に突入します。まだまだ続けていきたいと思います。この春から新しいご所属,新しいご活動,そして新しい生活が始まる方も多くいらっしゃると思います。そんな日常の原稿も歓迎します。

 

(編集委員HM)

​2022年2月

立春を過ぎました。今年は雪が多く、まだまだ寒い日が続いていますがもう春ですね! 「トガル!」も新しい春を迎えて新しい企画が出てくるかもしれません。「そもそも尖ってることが素敵なことなの?」みたいな問いに向き合うことも面白いかも! 引き続き、「トガル!」をご愛読のほどよろしくお願いいたします。

(MF)

2022年1月

みなさま、あけましておめでとうございます。早いもので、トガル2回目の新年がやってきました。

今年は寅年。未年まで、あと5年だそうです・・・そういえば、皆さんの国では未年がありますか?

私が以前暮らしていた国では、ヒツジじゃなくてヤギでした。トガルに関わるようになってから、ヒツジに愛着をもつようになったと感じます。​あんなにふわふわしているのに、目はとっても鋭いです。

また今年1年、トガルにお付き合いくださいますと幸いです。

(SH)

2021年12月

一周年だと思ったら、あっという間に12月、師走。

何で師走なんですかねえ、私は全然走ってないです。というか走れないんです。今年は、とある病を発症して、痛さにのたうち回って何もできない日も度々ありました。こんなのが死ぬまで続くのかなあ―そんな沈んだ気持ちの中にいたとき、先日、あるイベント講演で、大学院時代の師がこんなことを言っていました(私に向けておっしゃったわけではないのですけどね)。つらい時は焦らずに休むことも必要だ、でもそんな時も対話できる仲間を持つことが大切だ。すっと楽になりました。

ゆっくり休むのもいいかな、でも対話だけは続けていきたいな。

 

皆様におかれましては、どのような一年だったのでしょうか。

ALCE Webマガジン「トガル」今年最後の更新です。どうぞ走りながらお読みください。

 

来年はどんな年になるのでしょうか。

「トガル」は来年も今年以上に尖っていきます。

皆様からの企画、ご投稿をお待ちしております。

(M・S)

2021年11月

トガルも1周年を迎えました。毎月皆様の善意で多くの原稿をいただき、WEBサイトから発信をしてまいりました。少しずつアクセス数も増えてきて、当初は月に数十だったユニーク訪問数も月に数百を超えるようになりました。またアクセス先も日本だけでなくアメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアからもあります。学会員の言論活動の新しいチャンネルとして、これからも成長し続けることができればうれしく思います。引き続きよろしくお願いいたします。

 

​(編集長M)​

 

 

2021年10月

ALCE Webマガジン「トガル」は今号をもって2年目に入りました。

といっても、特別な記事が掲載されているわけではありません。

連載記事「スナックマキコの大人エレベーター」「参考文献番外編」「羊の声」にそれぞれ新たな記事が掲載されています。また、「教師物語」では、尾形文さんに「私の日本語教師物語」を書いていただきました。

このように通常どおりの「トガル」ではありますが、2年目に入る「トガル」にとって、ある意味で象徴的な記事も掲載されています。それがオーリ リチャさんによるポスト論文 「ちょっといいですか?」です。第一回となる「わきまえない女」では、女性であるオーリさんが日々の生活の中で実際に体験したことをもとに、ある種のことばを用いること自体が女性に対する偏見や社会的イデオロギーを生成し強化する、つまりことばを用いることの遂行性について、書かれています。

「ちょっといいですか?」は、(読者として想定される)ことばの教育に携わる人々に対し問題提起を行うという意味で、また「ポスト論文」の形を模索するという意味でも、「トガル」で公開する意義のある記事であると思います。一方で、自身の見聞きしたある人物のことばを批判的に解釈するという方法には賛否があるかもしれません。しかし、編集委員会としては、(この記事の末尾に書かれている)「この原稿はオンラインマガジン「トガル」が存在しなければ、書かなかったと思う。」という「トガル」に対する熱い思いに応えたいと思いました。

 

オーリさんのように熱い思いを寄せてくれる方にためにも、2年目を迎えた「トガル」は、ますます自由な言論の場として、ギリギリのところを攻めていかねばならないと思いを新たにしました。「トガル」という名を掲げている以上、それは責務だとすら思います。同時に、ギリギリのところを攻めるためにも、どこまでが「ギリギリ」かをあらためて模索していきたいと思います。

追伸

特集「トガルための100作品」のためのアンケートを引き続き、募集中です。

寄せられたアンケートをもとに、「100作品」を小出しに紹介していこうかという話も持ち上がっております。

引き続き、ご協力をお願いいたします。

(編集委員F)

 

2021年9月

ALCE Webマガジン「トガル」12回目の更新・・・、ってことはこれで1周年ですね。

思えばあっという間、気がついたら、12回も出しとったわという感じです。

12回も出していても、いまだに確固とした編集システムがあるわけでもなく、

ほぼ思いつきに近いようなアイディアにもとづいて、

そのとき、そのときでおもろいと思うことで誌面を作っています。

しかし、それでも自由でトガッた表現の場を創るという方向性だけは外していないつもりです。

 

さて、今号から新たな連載「自著を語る」がスタートしました。

「自著を語る」は、ご著書を刊行された方に制作過程の裏話や著書に込めた思いを語ってもらうという連載です。

今号には、第1回、第2回を一挙に掲載しております。

 

また、今号では、好評連載中の「スナックマキコの大人エレベーター」特別編として、

「バーまさのりの大人エスカレーター」が掲載されています。

一晩だけ店番を頼まれたまさのりさんと旧友のトークをお楽しみください。

 

さらに、前号から始まった連載「羊の声」では、昨今、日本語教育業界で話題に上ることも多い

「公認日本語教師」に対する疑問が書かれています。

 

その他、特集「トガルための100作品」のためのアンケートも募集中です。

先月、募集を開始して以降、想定の斜め上を行くトガッた回答が続々と寄せられております。

引き続き、ご協力をお願いいたします。

 

来月号では、1周年記念で何かおもろいことやりたいという話を持ち上がっています。
が、企画倒れに終わるかもしれません。

あまり期待せずにお待ちください。

(編集委員F)

 

2021年8月

 

 

ALCE Webマガジン「トガル」11回目の更新となります。

コロナ禍、オリンピック、猛暑……となんだか訳のわからない2021年の夏ですね。今月から「羊の声」という連載がスタートしました。自分の中の「声」を聴き、それを小さな文章にしたコーナーです。きっと読んでみると「わたしもそう思ってた!」ということがあるかもしれません。その気づきが、さらなる自分との対話へと誘ってくれるでしょう。ぜひ自分の中の「声」を文章にしてご応募ください。スナックマキコの大人エレベーターでは「老いと自由」について考えさせられます。老いたら自由じゃなくなると思ってしまいがちですが、そうとも限らないし、それは生き方次第だなとおもいました。また、特集「トガルための100作品」のためのアンケートも募集しておりますので、ご協力お願いいたします。では、来月またお会いしましょう。

(編集委員SW)

2021年7月

ALCE Webマガジン「トガル」10回目の更新となります。

今月の更新内容も盛りだくさん(スナックマキコ,ポスト論文,参考文献番外編)となっています。ポスト論文では,「映像」という新形式のご投稿もあります。

引き続き,皆さまからの投稿やご感想もお待ちしております。

また,次号から新連載「羊の声」がスタートします。私自身,はじめてこのマガジン「トガル」を見た際に「柵を飛び越えるって?」「トガルってどういうこと?」…と考えさせられました。まだ答えは出せません。トガり方も模索中です。私のように模索中の皆さまも,ぜひその声をお気軽にお寄せください。

(編集委員AK)

2021年6月

ALCE Webマガジン「トガル」9回目の更新です。

先日はALCE第72回例会企画として「トガル」公開編集会議が開催され,改めて「トガル」とは何か?を考える濃厚な場になりました。非会員の方々のご参加もあり,「トガル」の存在が少しずつ言語文化教育の世界に浸透していっていることを実感しました。嬉しいです。

さて,次号に向けて新連載も準備中です。ますますトガりゆく雑誌「トガル」にご期待ください。そして,ぜひお気軽にご参加ください。みなさまからのご投稿をお待ちしております。

 

(編集委員HM)

2021年5月

 

『トガル』を見に来てくださり、ありがとうございます。

今月号はいかがだったでしょうか?

『トガル』はwixというWEBアプリを使って作成しているのですが、アクセス解析情報を見ることができます。大体毎月100人くらいの方が訪れてくださっています。そして日本だけでなくヨーロッパ、アジア、北米、オーストラリアからもアクセスがあります。まだ知名度の低いWEBマガジンではありますが、ブレずに発信を続けることで、何年か後には、きっと世界中の人に注目されるWEBマガジンに成長しているのではないかと思います。今月末にはトガルの学会イベントもします。ぜひ、みなさまのご感想をお聞かせください。引き続きトガルをどうぞよろしくお願いいたします。

 

(編集長 MM)

 

 

 

2021年4月

 

新年度が始まりました!

桜も散り、若葉が萌える季節がやってきます。

トガルも2年度目に突入します。若葉のような初心を胸に燃やしつつ、さらにトガッた企

画を提案していきたいと思います。『トガル』はALCE会員の自由な表現と交流のための

場です。ぜひ、みなさまの投稿お待ちしています。

 

(編集委員JM)

 

2021年3月

年度末ですね。編集委員のみなさんも忙しそうです。

普段は日本のいろいろな場所に住んでいる編集委員ですが、月に1回オンラインで集まる編集会議の空間が

私はすごく好きです。コロナが終息したら、編集合宿もあるとか(?)

 

さて、今月も原稿を書いてくださった方々のおかげで、トガル6回目の更新となりました。

今月は、トガル初のオンライン・イベントも開催されます。

自分にもトガっているところあるんだろうか、どうトガればいいのか分からない、、、と不安な方も大丈夫。

私もまだまだ模索中です。

自分なりのトガリを一緒に探していきましょう。

 

(編集委員SH)

 

 

2021年2月

あのとき,新型コロナ感染症が私たちの生活様式をここまで変えるとだれが予測していたでしょうか。

2019年12月の暮れ,八王子セミナーハウスで行われたALCE合宿でWebマガジン「トガル」は発案されました。その後,新型コロナが猛威を振るうなか、活動力ある編集長を中心に楽しいZoom会議を重ね、「トガル」は創刊。今年2月,ついに5回目の更新を迎えます。こうして少しずつ新たな作品が増えてくると、「トガル」も言語文化教育研究学会のなかで、新たな表現手段として市民権を獲得しつつあるのではないかと感じます。

 

2021年2月は

甘利実乃さんの「私の日本語教師物語」

三代純平さんの「変わらないという生き方 手塚治虫『シュマリ』」

連載「スナックまきこの大人エレベータ 下積みを経て自分の想いを現実にする大人」

の3編です。

21世紀も五分の一が過ぎました。この禍々しい時代の証言者となるべく、トガっていきましょう。

 

(編集委員M.S)

 

2021年1月

「トガル」として初めての新年を迎えました。

6年後の未年までに羊の声がどのような声を上げていくのか今から楽しみです。

個人的には今年は不惑ですが,未だ惑わないことはないので,

昨年から使われだした「先手」の尖った用法にはならない程度に,大いに惑ってやろうと思ってます。
 

 

さて,開始より4回目の更新を迎え,コンテンツも少しずつ充実してきました。

各コンテンツがどのようなものであるのか,方向性が見えてきたのではないでしょうか。

連載4回目を迎えるものもあり,読まれている方がどのように感じるのかも知りたいところです。

緊急事態宣言が発出され,厳しい状況が続きますが,こんな時だからこそ,届けなければならない声があるはずです。

このような声を「先手,先手」で届けていけるように「トガル」を成長させていくのが今年の目標です。

みなさまからの投稿も引き続き,募集中ですので,ご感想なども含めお寄せください。

(編集委員U)

2020年12月

 

「トガル」の企画が産声をあげたのは、ちょうど一年前。

それから、編集委員たちが知恵というより遊び心と日頃のモヤモヤを出し合って企画を練りまくり、こうして3回目の「トガル」のリリースに至りました。

ここまで山あり、谷あり、額に汗してよくがんばりました! …というのは盛りすぎです。

これまでの編集会議、はっきり言って、ゆるくておもろいです。

 

1年前の「トガル」の企画誕生の折には、こんなに長い間、世界がコロナの脅威におののき、

人々を家に閉じ込め、学校に行くこと、旅をすること、親しい人たちと笑いさざめきながら会食することを制限されるとは想像できませんでした。

 

移動がままならないってなんて苦しいんだろう、、、

それなら、移動ができない分、頭の中の草原を駆け回ろう、ピョーンと囲いを飛び越えて!!

羊たちはそう思います。

 

さあ、みなさん。

コロナ禍でも、想像と創造は自由!

頭の中の草原を風と戯れ、駆け回りながら、つくってみましょう。

エッセイ、放浪記、川柳、スケッチ、マンガ、写真、プチ映画…

あ、自作漫才の動画とかどうですか?

よし、ネタを考えよう…

思いのたけを編集委員までどしどしお寄せください。

 

編集委員(MF)

2020年11月

いよいよ始動した「トガル!」。

「単なるWebサイトやんけ」と言われてしまえばそれまでですが、

私は年甲斐もなくわくわくしています。

たしかに単なるWebサイトではありますが、

言語文化教育学会という枠組みの中で

こうしたラディカルな表現を行う場を創ったことに意味があると思っています。

しかし、せっかく創った場もコンテンツがなければ、単なる残念なWebサイトに過ぎません。

コンテンツがこの新たな場に命を吹き込み、この新たな場を躍動させます。

このラディカルな企みに​ぜひとも参加したという方、

エッセイ、創作、詩、漫画、絵、写真、動画、パフォーマンス等々、

どのような表現でもかまいません。

いっしょに創っていきましょう。

我こそはと思われる方はぜひご連絡ください。

今月は先月から始まった

「スナックマキコの大人エレベーター」

「ポスト論文」

「参考文献番外編」

「教師物語」に加え、

「文芸アリス」がスタートしました。

今月、新たに掲載されたコンテンツは次のとおりです。

「スナックマキコの大人エレベーター」第2回:木を売る人

「ポスト論文」:「まずは第一言語を」は本当か?

「教師物語」:ダバオ日本語教師物語 第3回:ダバオ移住編-3、第4回:ダバオ移住編-4

「文芸アリス」:恋する惑星:シンガポール1996年、ベンクーレン通りの安宿にて 第1回

来月もますますコンテツを増やし、

「ALCEようやるな」と「ALCEなかなかやるやん」という二つの意味で

「やるな」という言われるような誌面にしていきたいと思います。

そして、名前に違わぬトガったマガジンにしていきます。

​(編集委員F)

2020年10月

2019年12月の大晦日の迫る八王子の雑木林の中で

トガルの構想は生まれました。

論文や学会発表しか発表の場がないと、研究活動の自由度が低いのではないか。

かたぐるしくない、いろいろな自由な表現・言論の場があってもよいのでは?

等々、、、

そんなのアリス?

こんなのアリス!

 

冴えわたるM氏のダジャレから刊行まで10か月かかりました。。

言うは易く行うは難し。

実際に委員で企画をたててやってみると、大変なことの連続です。

まだコンテンツも少ないです。

​ですが、素敵な会員の方々からの投稿が集まれば

きっとおもしろいWEBマガジンができるのではないかと期待しています。

毎月10日原稿締切。毎月15日更新。でがんばります。

みなさまの素敵な原稿(写真や絵や動画ももちろん可)お待ちしております。

(編集長M)