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本作が生み出された経緯

 

本作は、2025年3月8日に、言語文化教育研究学会第99回例会として開催された、テーブルロールプレイング「ダイアレクト(Dialect)」のリプレイ(当日のプレイの記録を編集し読み物にしたもの)です。

 

プレイにあたっては、『ダイアレクト』のルールブックに記載されているバックドロップ(1)「禁じられた子どもたち」をベースにし、その登場人物を全員少女たちに変更するなどの改編を加えた翻案バックドロップ「禁じられた娘たち」を作成しました。

 

2025年2月8日に行われた第99回例会では、そのようにして出来上がった「禁じられた娘たち」をもとに、オンラインで集まった参加者の方々とともに、登場人物たちが生きる孤立した共同体(〔アイソレーション〕(2))をつくり、さらに、登場人物たちの設定を考えていきました。

 

 

3月8日には、それらをもとに、プレイが行われ、たくさんの言葉とそれを巡る物語が生み出されていきました。

 

本作は、そこで営まれたプレイを記録したものをもとに、読み物として編集しなおしたものです。

本作の制作にあたっては、プレイ当日の記憶や記録された内容をもとに、プレイヤーたちそれぞれが、自分の演じる登場人物たちがそこで経験したことや、その後の生き方を何度も何度も考え、物語を完成させていきました。

 

この作品は、こうして出来上がりました。

 

長い時間と労力をかけて、たくさんの人たちとともに創り上げられたこの物語を、このようなかたちで『文芸アリス』で共有できることをうれしく思います。

 

ぜひ、私たちの、言葉と物語を見届けてください。

(1)プレイヤーが物語を作る設定の数々。それぞれが異なる共同体と言語の喪失を扱う。

(2)ゲームを通して物語の対象となる、とある言語を使う共同体。人々が集団となって同じ場所と目的を共有しながら、
  一緒に生活し一緒の言語を使うことで結束している。

(※)本企画は、JSPS科研費 JP20K02877の助成を受けて開催されたものです。

※画面の一番下にある◯、または画面左右の←→をクリックすると、次に進んだり、前に戻ったりできます。​

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